【🎬映画】「僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia」 のあらすじと感想。
こんにちは、きままです(^^♪
前回、シアタープノンペンというカンボジア映画を紹介したので、今回もカンボジアつながりでおすすめの映画を一本。
今日紹介したいのは、「僕たちは世界を変えることができない」という映画。
2012年の映画で、向井理、松坂桃李、柄本佑、窪田正孝など人気若手俳優が勢ぞろいした青春物語です。
~あらすじ~
医大に通うコータ(向井理)は毎日それなりに楽しいが何か物足りない日々を送っていた。そんなある日、郵便局で「150万円の寄付でカンボジアに学校を建てる」というパンフレットを見て、これだ!とすぐに友人の芝山(柄本佑)や矢野(窪田正孝)に連絡を取る。
そこに合コンで知り合った本田(松坂桃李)も加わり、4人でチャリティーイベントを成功させるが、ただ寄付するだけでは意味がないと実際にカンボジアに行く4人。そこでカンボジアの現実を目の当たりにし、うなだれて帰国した4人だったが、日本に帰って来てさらに災難が降りかかる。
映画の宣伝では、若手俳優4人総出演!という感じでしか紹介されていなかったのですが、かなり考えさせられる深い映画でした。
4人がカンボジアから帰国し、それぞれの生き方やこれからを見つめ直しているシーンは、私も今大学生なので、とても共感できました。
この映画で私が一番心に残っているセリフが、
「誰かのために何かをする喜びは、自分のために何かをする喜びよりも上回るときがあるんじゃないかなと思うんです。(コータ)」
「僕たちは世界を変えることができない。でもあの日、あの瞬間、子供たちが笑って、僕たちが笑ったことだけは真実だ。(コータ)」
の2つです。
私自身、大学生になってボランティア活動に参加したり、寄付活動に参加したりするようになりました。
でも、あなたは寄付やボランティア活動をしているとき、「これってただの自己満足かな?偽善なのかな?」とか考えてしまうことってありませんか?
私は、自分のやっていることの意味を深く考えすぎて、誰の役にも立っていないような気がして後ろ向きになることがよくあります。
そんな時は、このセリフを思い出すようにしています。
このセリフを聞くと、
その活動がたとえ自己満足であったとしても、他の人を幸せにできる喜びは自分のためだけの喜びよりももっと大きなものだと思うし、
それこそ「世界を変えることができない」ようなちっぽけなもので、誰かの思い出にもならないようなものかもしれないけれど、「その日、その瞬間」の誰かの幸せを作ること、幸せを共有すること、それこそが一番大切なことなんじゃないかな、と考えさせられます。
この映画は今私が一番おすすめする映画で、特に大学生には是非観てほしい!
この映画を見た後、どうしても自分の目でカンボジアを見てみたくなって、夏休みにカンボジアとベトナムに1週間行ってきました✈
その話はまた今度書きますね!
きまま