【🎬映画】「シアタープノンペン」のあらすじと感想
前回の「ブログはじめました」という記事から5か月・・・何を書いたらいいかわからずただただ時間だけが過ぎてしまいました。
これからはあんまり深く考えすぎず、どんどん書いていこうと思います(^^♪
今日紹介したいのは、「シアタープノンペン」という映画。
カンボジア初の女性監督による作品で、カンボジアのクメールルージュの真実について描かれています。
~あらすじ~
主人公はプノンペンに暮らす女子大生のソポン。息苦しい生活から逃げようとプノンペンの街を夜な夜な遊び歩く日々を送っていた彼女は、ある日廃墟のような映画館にたどり着く。そのスクリーンに映し出されたのは、自分とそっくりな少女。それはなんと、ソポンの母、ソテアだった。
その映画は、クメールルージュがカンボジアを支配する前年に撮影された「長い旅路」というものだったが、内戦の混乱で最終巻が紛失し、結末は分からないままだった。ソポンはこの映画の結末を撮りなおそうと動き出し、映画の結末、そしてソテアの抱える過去、本当の真実に近づいていく。
この映画は、クメールルージュの真実を描きながら、希望や愛についても描かれているとても前向きな映画のように感じました。
この映画を見て感じたこと。それは、
「真実には多くの面がある。」
ということです。
この映画で起こる事件はどれも、その人の大切な人を守るためにやったことで、その先に真実があって、その形は人それぞれ違っても、そこにはソテアへの愛が溢れている気がしました。
この映画は、歴史の話だけでなく、親子の姿や子供の成長なども描かれている映画で、主人公がどんどん強く、魅力的な女性になっていく様子はみていてとても感動しました。
歴史ものの映画は、その時代に起こった事実だけではなく、その時代を生きた人々の夢や希望、愛が詰まったものなんだと思います。
その歴史の裏にある真実や愛の物語を次の世代に伝えていくことが歴史映画の役割であり、魅力のように感じました。
★★★★★のおすすめの一本です。
ぜひ見てください(^^)/
きまま